有機畜産ってどんなもの?
有機畜産の原則は「環境保全」と「動物福祉」です。
目次:
【環境保全】
- 有機飼料を主として育てることが基本
- 有機飼料は有機農産物を原材料にしている
- 有機飼料や牧草の作り方は、有機農産物とほぼ同じ
- エサを通じて、環境保全に貢献している
❀ちなみに、環境保全の一般的な意味は、
「経済活動の影響で環境保全上の支障となる原因になりそうな環境負荷を低減させる取り組み」と定義されています。
【動物福祉】
- 遺伝子組換え技術を使用しない
- 飼料は主に有機農産物を与える
- 野外への放牧などストレスを与えずに飼育する
- 抗生物質等を病気の予防目的で使用しない
また輸送時には、電気刺激や精神安定剤を使用しない、緊張及び苦痛を最小限にする方法で行うなど、動物福祉配慮を行うことになっています。
別の言い方をすると、一般的な畜産物は、随分残酷な扱いを受けているということでしょうか…。
〈有機JASの種類〉
・有機農作物
・有機畜産物
・有機加工食品
・有機飼料
・有機藻類