2010年7月。
京都・大原で古民家暮らしをしているベニシアさん。
お庭に咲くラベンダーを収穫しながら、ハチのお話をしていました。
「(咲いてるラベンダーを)でもちょっと残して。例えばハチのために残したいよね。ハチが喜んできてるから。
やっぱりハチが植物の受粉してくれるから。ハチを応援しています。頑張ってほしい。
人間は自分のためだけ、自分が欲しいから、全部切っちゃうんじゃなくて、やっぱり、他の生き物の為に残すべきやね。
あんまり虫に慣れてない人、虫見たらきゃ~!っていうけど、でも、虫が多分逆に私たちの顔を見たら、ぎゃ~!とかなってると思う。この大きい顔、どこからきたのかなって(笑)」
目の前に結構大きいハチがいても、怖がる様子のないベニシアさん。
「ハチが来てる。ハチ来たら、すごい嬉しい。レモンバームもハチが好きなの。」
虫たちにも、それぞれ大切なお仕事があるようです。
NHK「猫のしっぽカエルの手」より