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ミツバチと、農薬

 

世界各位で、「蜂群崩壊症候群(CCD=Colony Collapse Disorder)」という現象が起きているそうです。

ミツバチが原因不明で大量に失踪する現象で、死骸が見つからない為、失踪とされています。

原因には、ウイルス、殺虫剤、電磁波、ストレス、地球温暖化など諸説ありますが、未だに解明されていません。

 

 

この原因を追及した本があります。

『ハチはなぜ大量死したのか』(ローワン・ヤコブセン著)

原題「Fruitless Fall:The Collapse of the Honey Bee and the Coming Agricultural Crisis(実りのない秋:蜂群崩壊と来るべき農業崩壊)」

 

この本では独自調査の結果、複合的な要因で免疫不全状態になっていることが関係しているのではないか、と推察しています。

 

原因の一つとして検討した、「ネオニコチノイド系の農薬」というものがあります。

(ニュースなどで聞いたことがある方も多いと思います)

 

これは、植物全体に行き渡る「浸透性農薬」。昆虫の神経を麻痺させ、方向感覚や短期記憶の喪失などの症状を引き起こします。

 

 

2014年、「ミツバチへの悪影響が懸念されているネオニコチノイド系農薬のうち2種類が、低濃度でも人間の脳や神経の発達に悪影響を及ぼす恐れがある」という記事がありました。

EU(欧州連合)で食品の安全性などを評価する欧州食品安全機関(EFSA)がまとめた見解で、アセタミプリド、イミダクロプリドの2種です。

この2種類は日本でも使われますが、EU(欧州連合)では既に使用禁止にしているようでう。