4月からスタートした朝ドラ「らんまん」。
この主人公・万太郎のモデルとなっているのは、自身を ❝草木の精❞ と呼び、「日本植物分類学の父」と言われている牧野富太郎さん。
目次:
植物の普及に尽力
牧野富太郎(まきの とみたろう)(1862-1957)
高知県生まれ。
小学校を自主退学、独学で植物の知識を身に付ける。
まだ日本の植物が解明されていなかった頃、自らの足で全国を調査し記載。
数多くの新種を発見し、命名した植物は日本の植物のおよそ4分の1、約1500種類以上。日本人として国内で初めて新種に学名をつける。生涯集めた植物標本は、40万枚にも及ぶ。
植物知識の教育普及活動の集大成、「牧野日本植物図鑑」を出版。博士の植物画は、その精密さから"牧野式"と呼ばれる。
高知県立牧野植物園
博士の業績を記念して造られた植物園。
牧野博士が「植物園を造るなら五台山がいい」と言ったことから、四国霊場第三十一番所「五台山 竹林寺(ちくりんじ)」より土地を譲り受けて造られた。
園内には牧野博士が命名した植物や、好きだった植物が植えられている。
草花を書いたり、植物観覧会などのイベントも。
ちなみに…
「五台山 竹林寺(ちくりんじ)」には、高知県唯一の五重塔(総檜造り)があります。
その他に「練馬区牧野記念庭園」などもあり、今年は人気スポットになりそうです。
先週の放送の中で、坂本龍馬の印象的なセリフが…
「生まれてこん方がよかった人らあ 一人もおらんぜよ。
この世に同じ命らあ 一つもない。
みんな自分の務めを持って 生まれてくるがじゃき。
己の心と命を燃やして 何か一つ 事をなすために生まれてくるがじゃ。
望む者になれるがやき。
さあ 望みや! 何がしたいがぜ???」
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