最高級の赤しそ
ベニシアさんの暮らしている、京都・大原の赤しそも「在来品種」といわれています。
大原産の赤しそが 、「最も原品種に近く、色・香・味とも最高級である」という研究発表があります。
理由として、次のようなことが考えられています。
- 800回以上繰り返し繰り返し、栽培されてきたこと
- 大原が盆地のため、他所からの花粉の飛来がないこと
- 赤しその栽培に最も必要な水分が、夏の晴れた日には山裾に霞(小野がすみ)がたなびき、冷気を含んだ水分がしその栽培に好影響をもたらすこと
赤しその薬効
しそは、医学的には蘇葉(そよう)と呼ばれ、昔中国でカニを食べて中毒を起こした人に、漢方医がしその葉を煎じて飲ませたところ、元気が蘇ったので ❝ 蘇る紫の葉 ❞ =紫蘇の名前がついたそうです。
しその香りは、ぺリルアルデヒドという香気成分によるもので、強い防腐・殺菌作用があり食中毒予防に有効とされています。
また抗酸化作用が期待されるβ-カロチンの含有量が緑黄色野菜の中でもトップクラスに高いことから、アンチエイジングにも役立つとさます。
さらに、ビタミンC、鉄分、カルシウムが豊富で、貧血予防、精神安定作用、健胃作用など、薬効があることで知られます。
(参考:大原観光保勝会)