ベニシアさんのエッセイ「瑞穂の国」に出てくる、福岡正信先生という方を少し調べてみました。
福岡正信さん
1913年 愛媛県伊予市生まれ。
著書:「わら一本の革命」など
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急性肺炎を患い、「この世には何もない」と「無の哲学」悟る。それを証明するため帰郷し、田畑での実践を通して「自然農法」を提唱。
「不耕起 無肥料 無除草」を特徴とする福岡正信流の自然農法の体現化を始める。
米麦連続不耕起直播(べいばくれんぞくふこうきちょくはん)
稲狩りの前に、クローバーの種と裸麦の種の粘土団子をまき、稲狩りの後、稲わらを振りまく。麦を刈る前に稲籾(いなもみ)の粘土団子をまく。
麦刈り時期にはクローバーが草生する。麦収穫後に麦わらをまくと、クローバーが枯れ、稲苗が土に出る。稲と麦、クローバーの特徴を活かした栽培技術。
粘土団子
多種多様な植物の種子を、粘土団子にしたもの。世界数十カ国の砂漠化や荒廃した大地へ撒き、砂漠の緑化を行おうとした。
単一植物だけを使用しなかったのは、自然のバランスを軽視した現代的で、かつ人間目線のエゴが優先されたものであると考えたから。
自然環境の悪化に伴う生態系バランスの乱れは、まさに人災が招いた結果と言える。
「福岡正信 自然農園」
現在は三代目の福岡大樹さんがあとを継いでいるようです。オフィシャルサイトでは、農業研修のお知らせや通信販売などがあります。