農薬が、人間の健康に甚大な被害を与えることを最初に警告したのは、1962年に出版されたレイチェル・カーソン女史(米国)の『サイレント・スプリング(邦題:沈黙の春)』です。
農薬の危険性に警鐘を鳴らした初めての書物です。
私には少し難しく、しっかり内容を把握したとは言えないのですが、読み終えた後、思っている以上に結構深刻なんだな…という気持ちが残りました。
普段、目には見えなくて、見ようともしてなくて、全然気付かなくて、何も起こってないように見えるけど…
今、地球で起こっていること…?
この本が出版されたのが1962年ですから、今の状況はどうなっているのでしょう…?
初めは軽い気持ちで、オーガニックというのは食べ物の事だけについて言っているのだろう、と思っていました。
ところが、調べているうちに少しずつわかってきた事は…
オーガニックの背景には、環境問題が深く関係しているという事でした。
それはなかなか深刻であり、今まで何も知らなかった自分にもショックでした。
自分には見えないけど、体の中や土、海、地球に残っていくもの…知らないって怖いな、と思いました。
今まで何も考えず、お金を払って食べていたもの、使っていたものって一体何でできるんだろう…???
でも今、少しでも気づいたなら、今からでも少しずづでも、遅くはないのかな…と思ったりします。
最初は何でも、少しずつ気づくってことから始まるのでは…と思います。どんな時でも、いくつになっても、気づいた時から始められることって、きっと人の数だけあるのかもしれません。