自分でも、気付かないうちに口にしているかもしれない遺伝子組換え作物(GMO)。生態系への影響や、長期的な安全性は不透明です。
✔ なるべく「GMO不使用」の食品を選びたい
✔ どれを選べばいいのか分からない
そんな時は、マークを目印にすると簡単に見分けることができます。
目次:
1.オーガニック食品を選ぶ
オーガニック食品は、種苗に限らず肥料においても遺伝子組換え技術、ゲノム編集の利用は禁止されています。種や苗も原則有機JASで栽培されたものを使用することになっています。
オーガニック食品には必ず「有機JASマーク」が付いているので、それを目印に購入します。
⇧「有機JAS」マーク
2.生協の宅配「パルシステム」を利用する
パルシステムでは遺伝子組換え作物や、それを主原料とした食品は原則取り扱いません。
また、国が定める「遺伝子組換え対象作物」を使用している商品について、「5つのマーク」で表示しているので、自分で選んで購入することができます。
(※遺伝子組換え対象作物を使用していない商品および青果・酒には表示していません)
遺伝子組換え対象作物:大豆、とうもろこし、じゃがいも、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ、からしな
遺伝子組換え表示「5つのマーク」
GMO不使用
主原料および副原料において遺伝子組換え原料を排除し、検査においても不検出の商品。
GMOにNO!(食品)
生産・流通・製造段階において遺伝子組換え原料を排除した商品。
主原料および副原料いずれかで遺伝子組換えの混入を防ぐため、分別生産流通管理している商品(ただし、主原料が不分別の場合は不分別)
GMOにNO!(飼料)
牛乳、鶏卵、鶏肉等の飼料において遺伝子組換え作物の混入を防ぐため分別生産流通管理している商品(分別生産流通管理は、とうもろこしが対象)
副原料不分別
原料の中で水を除く、構成比が5%以上のものは対象外の原料を使用しているが、5%未満の原料に不分別の原料が使われている
不分別
原料の中で水を除く、構成比が5%以上のものに、不分別の原料が使われている(原料のなかで水を除き、構成比が5%以上を主原料、5%未満を副原料とする)
分別生産流通管理とは?
遺伝子組換え農産物と非遺伝子組換え農産物を、生産・流通・加工の各段階で善良なる管理者の注意をもって分別管理し、それが書類によって証明されていることです。
まとめ
見分けることが難しそうな「GMO不使用」の食品も、オーガニック食品を選んだり、パルシステムを利用することで簡単に見つけることができます。
できるだけ安心して食べられるものを取り入れたいですね。
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