今、朝ドラで注目の長崎・五島列島。
ここは、SDGsへの取り組みがとても進んでいます。
目次:
福江島
五島市には、❝この自然環境を次世代に残したい❞ という強い思いがあります。
環境を良くしようという意識が高く、EV(電気自動車)も普及しています。
五島市のEV普及率は、なんと72%!
全国平均のおよそ3.5倍!
市内にはEVを取り扱うレンタカー店がたくさんあり、観光で来た人も使うことができます。
海に浮かぶ風力発電
福江の港から沖合5キロ地点。
水面から約100メートルの高さの、浮体式洋上風力発電。
下の方がコンクリートでできていて、海底に埋めているのではなく、中が中空で浮いています。
この五島に設定された理由は、風が強いことと、ある程度水深があること。
そして、五島市の皆さんが協力してくれたということ。
ここで発電された電気は、海底のケーブルを通って島の一般家庭にも供給されています。発電した電気を販売している、国内初の浮体式洋上風力発電です!
風力発電所ウィンドファームとして、2024年からの運転開始を目指し、さらに建設が進められています。
大切なシンボル・つばき
長崎県・五島列島と言えば「つばき」が有名です。
「つばき」は生活のそばにあり、色々なところに何気なく使われています。
髪油として使われるのが一般的ですが、畑の防風林として植えてあったり、食用として使ったりもします。
葉や枝、油を搾り取った後のものなども、余すことなく活用されています。