生協の宅配・パルシステムを続けている理由の一つに「産直」があります。こだわりのたまご・お肉・乳製品など、美味しいものばかり。
生産者さんの想いが伝わる「産直365」たよりも、カタログと一緒に届きます。
目次:
パルシステムの『産直四原則』
- 生産者・産地が明らかであること
- 生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかること
- 環境保全型・資源循環型農業を目指していること
- 生産者と組合員相互の交流ができること
パルシステムでは、以上の「産直協定」を結んだ産地を「産地直送」と呼びます。
「コア・フード平飼いたまご」のこだわり
パルシステムの産直たまごは種類が豊富。よく利用するのは「コア・フード平飼いたまご」です。
1.「平飼い」で飼育
「平飼い」は、鶏舎内を自然に近い環境の中で、自由に動き回れるようにして飼育する方法。効率やコストよりも、親鳥の健康を優先しています。
2.飼料にこだわる
基本となる飼料は、分別生産流通管理されたもののみ(※)を使用。また、地域の食品副産物を活用して発酵飼料を作るなどの工夫にも取り組んでいます。(※ただし、食品工場から出るおからや穀物のカス、規格外の農作物などの未利用資源は除く)
分別生産流通管理とは?
生産から流通、加工のすべての段階で遺伝子組換え農産物が混入することがないように管理していること。
「コア・フード平飼いたまご」の特徴
1.黄身がきれいな黄色
初めてたまごを割ったとき、黄身の色の違いに驚きました。今までのものと比べると、ほんのり黄色っぽい。
黄身の色が濃いほど「美味しくて栄養価が高い」と思われがちですが、実際はパプリカなど〝色素のある飼料を与えているから〟ということも…。
卵焼きにすると白っぽい感じになりますが、これが自然の色なのですね。
2.くさみがない
〝たまごのにおい〟が気になることってありませんか?
「コア・フード平飼いたまご」は、ほぼ無臭。他のたまごと比べると、ほとんどにおいが気になりません。
本来たまごは生ぐさくないもの。でも親鳥のおなかの環境が悪くガスなどが溜まっていると、白身がにおいを吸収してしまうのです。
そのおなかの環境のために大切なのは、「飼料・水・空気」の3つです。
「コア・フード平飼いたまご」の育つ環境
静岡県伊豆市にある「コア・フード平飼いたまご」の産地「伊豆鶏業」さん。日本有数のわさびの産地で、きれいな水と美味しい空気に恵まれた環境です。
一般的に養鶏では飼料メーカーが作った配合飼料を使いますが、「伊豆鶏業」さんは産地や質にこだわった原料を自社で配合。手間とコストがかかりますが、自由に試し決めることができます。
たまごの保存方法
パックから出して丸い方を上にして保存します。丸い方を上にすることで、劣化を遅らせることがきます。
まとめ
朝食やお弁当に、なにかと出番の多いたまご。
「飼料・水・空気」にこだわってつくられた卵は〝味や香り〟に違いがあります。
少しでも安心して食べられるものを選べたらいいな、と思います。
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